PJ-SI-30-A

1953–54年頃に制作されたコミッティチェアチャンディーガルの議会、高等裁判所、行政棟のためにデザインされた公式家具。このコミッティチェアは、ピエール・ジャンヌレの代表作のひとつであり、チーク無垢材とレザー張りの構造により、重厚感と快適性を両立しています。脚部は直線と斜線で構成され、建築的なリズムを感じさせる造形。シートと背もたれの緩やかな傾斜が、人間工学的な快適性をもたらします。議場での使用を前提に設計されたため、官能的なフォルムと静謐な存在感をあわせ持ち、空間に秩序と精神性を与える椅子といえます。ル・コルビュジエとジャンヌレの協働により、機能主義の枠を超えた「構築的美学」を具現化しています。当ギャラリーではペアまたはセットのご用意もございます。

価格：

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サイズ：

56 x 55 x 85 cm

素材：

チーク無垢材、ブラックレザー